1962年、西インド諸島ジャマイカはキングストンに生まれる。カール・ミークスは「シングジェイ」スタイルを用いたカルチュラル/レゲエ/ダンスホールのオリジナル・シンガーである。彼の音楽を聴けば、それがカール・ミークスの音楽であるとわかる特有のスタイルを持つ彼は若くして様々なサウンドシステムの街や田舎で行われる巡業に同行してキャリアをスタートさせた。
それらにユースマン・プロモーション、ステレオ・マーズ、ジャー・ラヴ、スレテオ・ガヴなどのサウンドシステムが挙げられるが、彼は当時一番好きだったシンガー、デニス・ブラウンを熱心に見習った。「Taste」と呼ばれるキングストンのタレントショーで2位となったカールにターニング・ポイントが訪れる。このショーは当時ジャマイカでも最大規模のタレントショーで、彼の音楽キャリアをさらに追求するためのインスピレーションとなった。
カールの歌声を聞いた写真家の故ジョージ・レモンはカールのキャリアに投資を開始。ジョージ・レモンが写真を撮って稼いだすべてのお金が、カールの音楽製作のために使用され、フォトグラファー・レーベルの創設ともに一連のシングルが発表された。アルバム「Jackmandora」に収録された数曲、「Haul and Pull up Selector」、「Born and Grow Ya」、「We Rule Dance Hall」、「Raw Born Rub a Dub」などが続いてリリースされ、「Haul and Pull up Selector」はトリニダッドで第1位を獲得、カールの曲5曲がジャマイカチャート・トップ100に入った。
その後、カールはヒュー”レッドマン”ジェイムスに紹介され、「Weh Dem Fa」、「Youthman」、「Johnny」、ダディ・リリーをフィーチャーした「Heard About My Love」を制作、ジャミーズ、ジャック・スコーピオ、スティーリー・アンド・クレヴィ、ガッシー・クラーク、ハリー・ジェイなどなど多くのプロデューサーとともに様々な活動を行った。その後も、世界各国で公演やツアーを行うなど、サウンド、セレクター、ファンとの交流を通してその活動を続けている。
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